日本のお札の製造技術は世界有数なのだそうだ。だからと言ってよいのか、わが国ではキャッシュレス化が他国にくらべ著しく低い。お隣の韓国など、お店で現金を支払う風景はほとんどないらしい。
キャシュレス化社会には長所がいっぱいある。まず重いコインを持ち歩かなくていいことや、お店でのレジの渋滞が防げる。消費者はクレジットカードなどはポイントがたまるから使いたい。いいことづくめのようであるが、本当のところ何で日本ではそれほどキャシュレス化が進まないのか。
わたしは、タンス預金という要素もかなりあるのではないかと踏んでいる。そのわけは知る由もないが、現金を信じる人が相当数日本にはいるという理由に違いないと思うのだがどうだろうか。もちろんお金の鋳造や印刷技術が優れていて、偽札が少ないことが大きな原因なのだろうが。
むかし「マルサの女」という映画がヒットしたが、その1場面に捜査官が家探しをして現金や金の延べ棒を見つけ出すというシーンがあった。キャシュレス化とは、趣の異なる話だが、身近にお金を持っていたいという気持ちの表れかもしれない。
もっともそれだけ隠す金のあるうらやしい話ではある。
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