われわれレベルの話ではありませんが、楽天が医療分野に本格参入するという話題には興味をそそられます。
物販ではなく、物販で集めた膨大な顧客データ、いわゆるビッグデータを医療分野への進出に活用していこうという戦略です。
アマゾンもしかりですが、顧客の商品購入履歴から嗜好や行動の類まで把握して次の事業に生かすやり方です。
本の購入履歴からはその人の性格や社会環境が把握でき、食品の購入履歴からは食べ物の嗜好、
さらには生活パターンまで把握できそうです。
これを放っておく手はない。
従来型の流通業はここまで進んでいませんでした。
現代ではビッグデータの解析手段が進み、従来では考えられなかったスピードと応用力で
顧客データを次の事業に生かすことができるようになったのです。
流通業、特に一般消費者に直に接している業者に断然有利になってきた社会ともいえましょう。
果たしてわが社は…?