悪のカレンダー配布術…その5

「わたしは大手電機メーカー担当で、1フロアに100人以上の人が働いています。1部署ごとに30~40人の人がグループを作っています。
その中の1部署を取りまとめている部長さんに保険に入ってもらっているんですが、その部長さんは良い人で、この部署だったらみんなに配ってあげたらどうですか。といつも言ってくれるんです」

つまりこの部署の40人弱の方々はみな潜在顧客なのですから、カレンダーを配ってアピールしておいたら、というわけです。
それは営業にとってこの上ないチャンスをいただいたようなものです。多少お金はかかりますが、そのうち何人かが保険に加入してくれれば元は取れます。
全員に配らない手はないわけです。しかも彼女らのしっかりしているところは、社名が入ったカレンダーにさらに個人の名前の入ったシールを貼って渡しているのです。
しっかりと個人の名前を覚えてもらうためにです。

シール貼り費用として数円頂戴していますが、500~600冊となったらそれは自分では貼ってられないので、我々に依頼されます。
ただではカレンダーは配らない。彼女らのしたたかさに脱帽です。